金魚めんこ

金魚について書いたり描いたり、関係なくても無理やり金魚がらみにしたりするブログ。

金魚を茹でてしまいました(ヒーターは正しく使いましょう)

昨年末、金魚を茹でて死なせてしまいました。
直接の原因はヒーターの故障でも、ヒーターのせいというより明らかに自分の過失でした。
同じことを繰り返さないためにもここに書いておきます。

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ヒーターを使う時に気を付けること

※2/27追記 ↓GEXによると、水量に対してW数の大きいヒーターを使うのは問題ないそうです。 www.gex-fp.co.jp

経緯

亡くなってしまったのは、12月半ばに新しく連れてきてトリートメント(以下トリメン)タンクで様子見中だった福だるま1匹です。

12月末、朝水槽を見たら福だるまが水槽の底でひっくり返っている。驚いてよく見たら水温計が35℃に。水槽を置いてある場所は暖房がなく寒いので、水槽から湯気がもうもうと出てしまっている。
ヒーターの設定温度のダイヤルは自分で設定した20℃から動いていなかったので、故障でどんどん温度が上昇していたことになります。

問題・反省点

一つめは、いつからこんなに温度が上がってしまっていたのかが分からないこと。
少なくとも前2日間は水槽をちゃんと確認していませんでした。

その前に3日ほど早朝出勤があり、暗いうちに家を出るため朝は水槽を確認せず、夜帰宅してからは他の水槽だけ一時的にライトを点けて餌をやりましたが、トリメンタンクの福だるまはちらっと見ただけでよく確認せず。
(早朝出勤のシフトの際、夏場以外はまだ暗いうちに家を出ることになるのですが、以前は水槽がある場所の照明を一時的に点けておいて、餌をやってから電気を消して出勤していました。ただし時間がない時は餌をやれず。また、夜に金魚を起こして餌をやるという発想が最近までなかった。)

このトリメンタンクはあまり人が通らない場所に置いていて、電気を点けて金魚を起こすのも何だしと、暗い中ちらっと見るくらいでよく確認していませんでした。
そろそろ水換えしないとなあと思いつつ、まだ大丈夫かなと根拠なくずるずると後回しに。
結果、発見が遅れた。

二つめは、ヒーターのワット数が水量に対して大きすぎました。
トリメン用に使っていたのはSサイズの最大12Lの水槽で水量は10Lくらいでしたが、付けていたヒーターは120Wの48L以下用のものでした。
福だるまのトリメン中は他に80Wのヒーターも空いていたのですが、その前の別の金魚のトリメン時も同じ水槽で同じヒーターを使っていて問題なかったので大丈夫だろうと、そのまんま使ってしまっていました。

※2/27追記 ↓GEXによると、水量に対してW数の大きいヒーターを使うのは問題ないそうです。 www.gex-fp.co.jp



三つめとしては、いつ買ったのかがはっきり分からないヒーターだったこと。
どのメーカーも、1年を目安に交換するように説明書に書いてあります。

エヴァリス

GEX

テトラ

ただ、これまでに使ったヒーターはどれも次の年にも問題なく使えていたので、1年で交換したことはこれまでにありませんでした。

昨秋からヒーターは18±1.5℃の温度固定式を主に使っていましたが(どれも昨年買ったもの)、これを機に温度固定式じゃないのを入れていた60cm水槽のヒーターも温度固定式に買い換えることに。
2年は経ってなかったと思うけれど日付も書いてなく、GEX製でしたが製品登録もしていなかったのでいつ買ったものか分からず。。
まだ使えるものを捨てるのもどうなんだろうと思いつつ、また茹でることになるよりは可能性を一つでも減らした方がいいでしょうと。。

www.instagram.com 前にも故障で32℃まで上がったことがあったなあと過去のインスタの投稿を見返していて↑を見つけた。19年10月。この後に買ったものだったかもしれない。

で、60cm水槽にGEXの18±1.5℃のヒーターを入れて使い始めたところ、水槽の置き場所に暖房がなく寒いため、今の時期は水温14〜15℃くらいだったりします。説明書にも書いてあるけど周りの気温が15℃以上ないと水温18℃前後にはならないのだ。
でも15℃くらいあれば別にいいかなとも。
温度調節式を使っていた時は設定してた18℃を保っていたけど、寒い場所でそれだけ頑張っていたんだなあヒーター。逆に言えば温度固定式は茹で上がるほど加熱する能力がないということになるので安心だな...

犠牲者

f:id:konnona:20201230233526j:plain 私の怠慢のために犠牲になった福だるまちゃん。
なんとむごい死に方をさせてしまったのか。
気付いた時、死んでいるのかまだ生きているのか分からない状態で、(昔読んだ飼育書にも活発に活動できるのは32℃くらいまでと書いてあったのを覚えているので)無駄だろうとは思いつつもお湯になった水を半分捨てて水道から出したばかりの冷たい水に(カルキは抜いて)急いで換えて18℃くらいまでは下がりましたが、どれくらいこんな高温になっていたものか、福だるまはやはりひっくり返ったまま動きませんでした。(生きていたとしてもそんな急激な温度変化には耐えられないでしょうが...)
体型がおにぎりのようでいちごみたいで、お腹がうちのどの仔よりも真ん丸で口紅もつけていてとてもかわいい仔でした。
去年玉錦を飼い始めてから玉サバ体型の金魚に改めて惹かれて、来年地元の祭りがあったら金魚屋さんから玉サバを買おうと考えていたところ、ホームセンターに新入荷した福だるまがとても印象的で手を出してしまったのです。60cm水槽に入れて庄内金魚や玉錦と一緒に泳いでいるところを見るのを楽しみにしていましたが...





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